バッテリーの寿命

電動車椅子のバッテリーは主に鉛蓄電池とリチウムイオン電池に分かれます。

前者は安価で信頼性が高く、今現在も多くの電動機(車、バイク、小型船舶など)に利用されています。サイズや容量、接続端子などの規格がハッキリしているためネットや店舗で汎用品を探しやすいです。後者に比べて寿命は短め。

後者は鉛蓄電池に比べて軽量、大容量、高電圧、長寿命と優れた電池になります。ですが、高価で専用品がほとんどなので替えや予備を探すのが大変です。また、市区町村によっては障がい者給付や介護保険で利用(購入)不可とされる場合もあります。(ここまでの性能は不必要と判断される)。

どちらのバッテリーも過充電、空の状態は劣化を早めます。使用しない場合でも月に1度は残量を確認して下さい。また、保管中は充電器に繋ぎっぱなしにしたり、残量があるのに少し乗って充電を繰り返さないで下さい。

同じ種類の電池でも性能差はありますし、使用させる頻度.環境は様々なので一概には言えませんが、上記のことを気を付けるだけでかなりバッテリーの持ちは良くなると思います。